船井デジタル道場

Digital Dojo

ファストシステムDays12月開催レポート

公開日:2022年12月21日

皆様こんにちは!いよいよ年の瀬も押し詰まる今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか?

今月は12月15日(木)と20日(火)にファストシステムDaysを開催しました!今回は講座の様子をピックアップしてレポートさせていただきます!

15日(木)kintoneの基本を学ぶDay

15日はkintone基礎講座や一覧・グラフ、アクセス権など、業種問わず使えるkintoneの基本的な講座を行いました。今回はその中から、『アクセス権を設定してみよう!』をピックアップいたします。

アクセス権を設定してみよう!

「ログインユーザーに応じてレコードの閲覧権限を付けたい・・・」
「特定の部署以外の社員にはフィールドを編集できない権限を付けたい・・・」
なんてことはありませんか?

講座ではアクセス権の概要についてご説明した後に、具体的な3種類のアクセス権についてお伝えさせていただきました。また、実際に皆様にお手を動かしていただきながらアクセス権の設定を行う場面もあったため、講座終了後にはスキルを習得していただける講座となっております!

アクセス権の説明

初めにkintoneで設定することのできるアクセス権の説明をしました。
kintoneではアプリ、レコード、フィールドに対するアクセス権を設定することが出来ます!

アクセス権の効力について

アクセス権はユーザーや組織、グループに対して複数設定していただくことが可能です。
設定時に「上にある方が強い効力」を持つため、設定の順番が非常に重要になっております!

アプリのアクセス権について

まずは、アプリのアクセス権についてご紹介いたします。
アプリのアクセス権は、以下の7項目それぞれに設定することが出来ます。

  • レコードの閲覧
  • レコードの編集
  • レコードの追加
  • レコードの削除
  • アプリ管理
  • ファイルの読み込み
  • ファイルの書き出し

「ユーザー」「組織」「グループ」を対象に設定していただくことが出来るため、パートさんにはデータの書き出しを禁止したいときやDX担当者にのみアプリ管理の権限を付与したいといった制限をかけていただくことが出来ます。

 

レコードのアクセス権について

次に、レコードのアクセス権についてご紹介します。
レコードのアクセス権は、以下の3項目それぞれに設定することが出来ます。

  • レコードの閲覧
  • レコードの編集
  • レコードの削除

レコードのアクセス権は、条件を満たすレコードに対して付与することが出来るため、社員名簿などの個人情報を含むアプリは本人と総務のみが見れる設定や、日報アプリでは本人のみレコードの編集が可能で、閲覧は本人と上司のみが出来るようにするという制限を設けることが出来ます。

フィールドのアクセス権について

最後に、フィールドのアクセス権についてご紹介いたします。
フィールドのアクセス権は、各フィールドに対して「対象」を設定し「閲覧・編集」を制限することが出来ます。

例えば、案件管理アプリの報酬金の額は、担当弁護士と事務以外は閲覧・編集ができないようにすることや、設定用グループに入っている全てのフィールドに対して、特定のアカウントのみが編集できるようにするといった設定をすることが出来ます。

 

お客様の声

アンケートを取らせていただいたところ、こんなお声をいただきました!

「アプリ レコード フィールドの権限の違いの理解が深まってよかったです」

「上に対するアクセス権限のほうが強いことは知らなかったので大変良かったです」

アクセス権は、標準機能で設定することが出来るので是非設定されみてはいかがでしょうか?
設定時にご不明点やご不安な点等ございましたらお気軽にご連絡くださいませ♪

20日(火)スペシャルDay

20日は半年に一度のスペシャルDayでした!
顧客管理アプリを使った生産性向上の事例ファストシステム導入の成功事例についての講座を行いました。
今回はその中からファストシステム導入の成功事例のご紹介の講座をピックアップいたします。

ファストシステム導入の成功事例のご紹介

この講座では船井ファストシステムをご活用いただき、実際に成約率や粗利率がアップした事例をご紹介させていただきました!
その中でも今回はリアルタイム経営で成約率が3倍に上がった事例についてお伝えいたします。

リアルタイム経営で成約率が3倍に上がった事例

今回ピックアップさせていただいた会社様は、老人ホーム紹介事業を営んでいらっしゃる会社様です。

船井ファストシステムの導入のきっかけとしては、
・新規事業立ち上げに伴いシステムを探していた
・低コストで事業にあったシステムが欲しかった
という2点でございました。

今回はこちらの会社様における導入前の課題とファストシステムの活用方法とその結果についてご紹介いたします!

活用方法① 情報管理の一元化で、営業活動の生産性向上に

課題として、情報管理のシステムがバラバラだったため、データ入力の二度手間やデータが散在していることが挙げられていました。

しかし、kintoneで情報を一元管理することで入力の二度手間がなくなり、情報の確認時間が削減したため、結果として営業活動の生産性向上に繋がりました!

活用方法② スマホアプリで入力を徹底し、正確なデータ獲得に

課題として、外出先での活動記録が入力できず、後からまとめて入力するという手間が生じ、正確なデータが取れないことが挙げられていました。

そこで、kintoneはスマホやタブレットなどの端末にも対応しているため、スマートフォンアプリを設定し、入力項目の精査を行いました。

結果として、外出先からでも入力が出来るようになり、正確なデータが取れるようになりました!さらに、営業資料の検索も容易にでき、営業活動がしやすくなりました!

活用方法③ 営業方法の見直しで、優良顧客の取りこぼし削減に

課題として、営業方法が属人的であったため優良顧客の取りこぼしが発生していました。

そこで、kintoneのアプリに「顧客との関係性」の項目を追加し、営業状況の見える化を図ったことで、誰が見てもその顧客との関係が分かる状態になりました。

結果として、担当変えなどの施策を打てるようになり、優良顧客の取りこぼしがなくなりました!

活用方法④ 後追い案件を一覧化し、受注件数の増加に

課題として、施設への訪問忘れや案件後追いの取りこぼしが発生していました。

そこで、kintoneのアプリに「次回訪問予定日を超過したレコードに色付け」をし、後追い案件一覧を作成しました。

結果として、施設への訪問忘れや案件後追いの取りこぼしがなくなり、受注件数が増加しました!

活用方法⑤ KPIアプリでリアルタイムにデータ化し、目標との乖離の可視化に

課題として、数値の集計に時間を要し、社内会議の準備や実行に手間がかかっていました。

そこで、kintoneにKPIアプリを作成し、蓄積したデータをリアルタイムで見れるようにしました。

結果として、数値合わせ等に要していた準備時間が短縮し、目標との乖離を会議で話し合うことが出来るようになりました!

課題に対するkintoneの活用方法を決めていただくことで、優良顧客の取りこぼしが減り受注件数が増加したことで、結果として成約率が3倍になった会社様の成功事例でした!

詳細は以下の記事でもご紹介させていただいておりますので、是非ご覧くださいませ。

お客様の声

アンケートを取らせていただいたところ、こんなお声をいただきました!

「業務効率化を図ると同時に生産性を向上させるという流れがよくわかりました

「同じ業界の事例があったので、とても参考になりました。顧客管理から確実に積み上げていきたいとおもいます」

他にもさまざまな業種・会社様の成功事例をご紹介させていただきましたので、ファストシステムをご利用中のユーザー様は是非動画も併せてご覧くださいませ!

ファストシステムを利用中のユーザー様はどなたでも無料でご参加いただけます!ぜひお気軽にご参加くださいませ!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
船井ファストシステムは「育てるシステム」です。勉強会では育て方のノウハウや、便利な情報提供していきますので、どんどん活用してより大きな成果の収穫を目指していきましょう!

1月の講座詳細は下記リンクをご覧ください!

 

1月からはファストシステムDaysがリニューアルします!
1講座1時間から30分に短縮し、皆様がよりお気軽にご参加いただけるような講座になっております♪

お申込みは弊社とのChatworkでお送りする申込みフォームからお願いいたします。皆様のご参加お待ちしております!

※申込は船井ファストシステムユーザーの方からのみ受け付けておりますので、ご注意くださいませ。